文化勲章 三代の系譜 上村松園・松篁・淳之展 ― 2024/05/02
日本橋高島屋で、三代にわたって文化勲章を授与された、上村松園・松篁・淳之の展覧会を観てきました。上村松園・松篁の作品は美術館で何度も観てきましたが、淳之氏の作品を観るのは初めてです。
展覧会に行く前に、日本橋高島屋新館3階にある カフェ ヴァヴァ でティータイムです。
ここは、2月に利用したシーフードレストラン銀座カザンと同じく、高級シーフードの輸入商社が経営しているカフェです。
上村松園は、ちょっとした女性の仕草を美しく格調高く描き、松篁は動植物を繊細に、時にはデザイン化された琳派のように描き、好対照を見せていました。
さて淳之氏の作品と言うと...
動物を繊細に描きながらも、どこか安らぎと暖かみを感じさせる画風でした。
親子三代、同じ日本画の世界に身を投じながら、画風の違いが興味深いです。共通しているのは、三代とも作品に品格を感じさせる事でしょう。
人見記念講堂で名曲コンサート ― 2024/04/23
手塚雄二展 ― 2024/02/26
フランク・ロイド・ライト展とマーサ・ブランチ六本木での夕食 ― 2024/01/30
汐留のパナソニック美術館で開催されているフランク・ロイド・ライト展に行ってきました。
ライトと言えば、有名な作品は数々あれど、私としては、好きな作品は、超有名な落水荘、グッゲンハイム美術館です。
特に落水荘について、新たな情報が得られると期待して出かけたのですが...
旧帝国ホテル(模型も展示)、プレーリー住宅の展示が多く、落水荘の展示は少なく、グッゲンハイム美術館の展示にいたっては、ほんの少しでがっかりしました。
さて夕食はどこでと迷った結果、フレンチトーストで有名な、マーサブランチ六本木で頂く事にしました。
当日予約して早めに訪れたので、まだお客さんは少なかったですが、平日にも関わらず、食事中には満席になり、人気店である事が伺えます。女性客で8割以上占めていました。
注文した料理はデザートは別の二人用のシェアコースです。
前菜は
Ist. フムス2種盛り(ひよこ豆/枝豆とパクチー)
2nd. 生ハムとラスパドゥーラチーズ
3rd. 生ハムとチーズのクリームコロッケ
パスタは渡り蟹のトマトクリーム タリアテッレ
メインはリブステーキ
デザートはガトー・ショコラとプリンです。
太田記念美術館 深掘り! 浮世絵の見方・資生堂パーラー ザ・ハラジュク ― 2023/12/15
高校、大学時代の友人と初めて太田記念美術館に行ってきました。美術館に行く前に、資生堂パーラー ザ・ハラジュクで待ち合わせてランチです。有名ですが、初めて行くレストランです。
ウイズ原宿の最上階8階にあるレストランで、エレベーターを降りるとカフェ・スペースで、奥にレストランスペースがあります。
あいにく天気は曇り空でしたが、窓際のテーブルからは明治神宮を見渡せる、眺めの良いレストランです。
プリフィクスランチを頂きました。
ヒラメのカルパッチョ仕立て
スズキのアーモンドクルート 赤ワインソース
デザートワゴン
ランチの後は、近くの浮世絵専門の太田記念美術館へ。破綻した東邦生命の社長が収集した浮世絵コレクションを展示する美術館で、初めての訪問です。
平日で地味な美術館なので、空いていると思いきや、入館者はかなり多かったです。すみだ北斎美術館ほどではないですが、欧米の外国人の入館者もちらほらいました。
今回の展示会のテーマは「深掘り! 浮世絵の見方」で、浮世絵についてそれほど詳しくない私にとって、とても勉強になります。
美術館の後はクリスマスシーズンなので、表参道のクリスマスデコレーションを見て帰宅しました。
麻布台ヒルズクリスマスマーケット・人見記念講堂コンサート ― 2023/12/14
麻布台ヒルズのクリスマスマーケットを覗いてきました。麻布台ヒルズ開業後、初めてのクリスマスです。六本木ヒルズはけやき坂、毛利庭園など各所にイルミネーションがあり、クリスマスマーケットも開かれて、華やかなイメージがありますが、こちらは桜麻通りにイルミネーションはなく、麻布台ヒルズアリーナにクリスマスマーケット+イルミネーションだけで、地味な印象です。
一通り、マーケットのお店と無料開放の33階の展望室を覗いた後は、モンブラン・カフェのHISAYA 麻布台ヒルズでティータイム。和栗の甘さ控えめのモンブランで好みでしたが、私はハーフサイズを注文しました。
麻布台ヒルズの後は、三軒茶屋の人見記念講堂に移動して、ベルリン・フィル、ウィーンフィルのセレクトメンバーによるクリスマスコンサートです。
クラシックの曲やクリスマスの曲の演奏で、パンフレットの写真のように、ちょっとふざけた演出もあり、楽しいコンサートでしたが、せっかくの超一流の楽団のセレクトメンバーなので、もう少し真面目な感じの演奏の方がいいと思いました。
映画「ゴジラ -1.0」 ― 2023/12/11
ゴジラ七〇周年記念作品となるゴジラ -1.0。前評判が高く、YouTubeでの山崎貴監督の制作時の面白い逸話から、期待を持って観に行きました。
前作のシン・ゴジラはアマゾン・プライム・ビデオで観ましたが、私的には登場人物設定が滑稽で、つまらない会議シーンなど、辛辣なレビューを書いたのですが、ゴジラ -1.0はゴジラのシーンと人間ドラマが上手くかみ合い、迫真のVFXもあり、とても面白い映画に仕上がっていました。
また1954年の初代ゴジラへのリスペクトも感じられます。初代ゴジラも人間ドラマがきちんと描かれ、反核のテーマを暗に示唆することによって名作となったように、ゴジラ -1.0も七〇周年記念作品に相応しい作品です。
東京都庭園美術館 装飾の庭 朝香宮邸のアール・デコと庭園芸術 展 ― 2023/10/29
高校・大学時代の友人と久しぶりに東京都庭園美術館に行ってきました。この建物の装飾を手がけたアンリ・ラパンの装飾画、近代の庭園芸術の絵画、写真などを展示する展覧会です。
展覧会に行く前に、庭園美術館の正門横にあるレストラン「comodo」でランチを頂くことに。平日なので簡単に窓際の席を予約できると思いきや、窓際の席はは予約済みで、残席は少なく、しかもランチは2回転させるために、11時の早めのランチになり、しかも当日は満席でした。
メニューは今回の企画展をテーマにしたランチコースを選びました。
珍しくメインの後にパスタが供されるコースでした。
素材を生かした軽い感じのイタリアンで爽やかなランチです。
お腹を満たした後は、展覧会へ。このアール・デコの建物の装飾に相応しい展等会で、新館では、ラリックの室内装飾品の展示も多数あり、充実した内容の展覧会です。
美術館を出た後は、付属の日本庭園へ。何度も庭園美術館を訪れていて、西洋庭園は散策していますが、初めての日本庭園散策となりました。
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