青山一丁目→表参道→渋谷→松濤 戸栗美術館→代官山 夕食は六本木一丁目で ― 2015/12/06
今日はかなりの散歩をしました。スタートは青山一丁目。ここから渋谷・松濤経由で代官山まで歩こうと計画。
神宮外苑のイチョウ並木をちらっと見ましたが、何やら青山通り沿いに観光バスが何台も駐車。これは銀座と同様に中国人の団体バスかと思いきや、クラブツーリズムの紅葉巡りの観光バス。いろいろな観光バスがあるんですね。11月26日に東京ミッドタウンに行った時も東京のイルミネーション観光のバスに遭遇しました。どちらも高齢者が主要な客層です。高齢者にとって都内の観光バスは歩き回らないで手軽に名所巡りができて便利なのでしょう。
こちらはひたすら歩いて表参道へ。
表参道ヒルズは11月29日にイルミネーションは見たので、シャネルの入っているGYREビルに入ってみるとアトリウムにイルミネーションが。
GYREビルの横は渋谷への近道、キャットストリートの入口です。12月の日曜日とあって、こちらの道もかなりの人出です。
キャットストリートの出口、明治通りに来ると、セルリアンタワーが一望できました。
渋谷の雑踏を抜けて松濤へ。さすが松濤。豪邸やら低層超高級マンションが並んでいます。戸栗美術館まで来ると、お隣は建築現場。また超高級マンションかと思いきや、何と老人ホームの建築中。どんなご老人が入居されるのでしょうか?
戸栗美術館は初めて訪れましたが、ファサードは何やら新興宗教の建物の雰囲気でした。
ここでは「柿右衛門 古伊万里 金襴手展」が開催中です。
この展覧会では有名な絵柄の磁器の名品が集められていて、年代別にデザインの変遷が理解できました。
目の保養の後は戸栗美術館からひたすら歩いて代官山を目指します。正直に言うとこの道のりはあまりおもしろくありません。旧山手通りまで、住宅、マンション、車のショールームなどが並んでいるだけで、おもしろそうなショップはほとんどありません。
旧山手通りに入るとインテリアショップ、ブティック、大使館、レストランなどがあり、雰囲気はぐっと良くなりますし、昔から通っているショップもあり、うれしくなります。
目的地は例年この頃には必ず訪れる、ヒルサイドテラスの「ガンプス」と「クリスマスカンパニー」なのですが、ショックなのは「ガンプス」が1月に閉店すること。
「パフコレクション」もかってはヒルサイドテラスにあったのですが、今はなく。蔦谷書店など新しいお店もできてきましたが、表参道のようにブティックが進出することが多いようです。
「ガンプス」と「クリスマスカンパニー」で買物をした後は、さすがに歩き疲れたので、東急東横線で渋谷へ。渋谷から都営バスで六本木一丁目へ。夕食は泉ガーデンの「トラットリア・イタリア」で頂きました。通い慣れたカジュアルイタリアンなので落ち着けます。
鯛のカルパッチョ
シーザーサラダの後は、国産牛ローストビーフとルッコラのピッツァ
カニと帆立貝、ムール貝、チェリートマトのバジルソース ピッツァ
今日は電車やバスも利用しましたが、16,000歩も歩きました。
映画「007スペクター」と「コードネームU.N.C.L.E.」を一日で鑑賞 ― 2015/12/11
今日はスパイ映画を一気に二本観てきました。一本目はついに24作目に到達した「007スペクター」を、二本目は往年の大人気テレビ番組「0011ナポレオン・ソロ(アンクルから来た男)」を映画化した「コードネームU.N.C.L.E.」を観ました。
別に一日で二本観たかったわけではなく、「コードネームU.N.C.L.E.」が最終上映日で、ちょうど「007スペクター」の上映終了1時間後に「コードネームU.N.C.L.E.」が上映と都合が良かったためです。途中の1時間で夕食も頂けますし。
さて「007スペクター」です。前作「スカイフォール」が私としてはストーリーに不満の残る出来映えでしたが、今作は往年の宿敵スペクターが相手とあって期待したのですが...
今作は敵方がスペクターなので、まあ「スカイフォール」よりは、相手が大物で007らしいなあと思って観ましたが、何と前三作の敵役はすべてスペクターの一員だったなんてことが今作で明かされてビックリポンでした。
ミスターホワイトやドミニク・グリーンが属していた組織「クオンタム」は、実は「スペクター」だったなんて、何という都合の良さ。
まあ裏事情としては権利関係に解決がついて「スペクター」の名称が使えるようになったのでしょうけど、別に「クオンタム」という別の悪の組織があっても良かったように思いますが、製作者としては「スペクター」という名称にこだわりがあったのでしょう。
さらにビックリポンなのは、今作の敵役、フランツ・オーベルハウザーが自分の父(何とジェームス・ボンドの養父でもあった)を殺し、自らの死をでっち上げて、あのエルンスト・スタヴロ・ブロフェルドを名乗っていたこと。ブロフェルドとボンドは子供の頃から因縁の仲だったなんて、原作者のイアン・フレミングもこれにはビックリポンでしょう。
ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを最初に演じた「カジノロワイヤル」から「スペクター」まで全部ストーリーが続いていたなんて、そんな事は「カジノロワイヤル」製作当初から意図していなかったはずなのに、脚本次第で何とかこじつけられるものなんですね。
今作では、ブロフェルドはついに逮捕されて、ジェームス・ボンドは愛する女性マドレーヌと結ばれた末にMI6を辞職して、アストンマーチンDB5に乗って終了するラストは、次回作では新しいジェームズ・ボンドでリスタートすることを暗示させます。
それとも「女王陛下の007」と似た趣向で、次回作で脱獄したブロフェルドにマドレーヌが殺されて、ジェームズ・ボンドは復讐のためにMI6に復職するのでしょうか?
それにしても今作のアクションは迫力はあるのだけれど、ご都合主義的なシーンが多いように思います。
ローマでのカーアクションは道路に他の車がほとんど走っていなくて、2台がガラガラの道をカーチェイスしたり、飛行機で車を追いかけるシーンも、飛行機で追いかける必然性がほとんどないように思います。飛行機をどこから調達したのかも謎です。
スペクターの秘密基地の爆破も迫力はあるけれど、ジェームス・ボンドがたった一発銃弾を放っただけで大爆発とは?
おまけに最後はブロフェルドの乗ったヘリコプターを大揺れのモーターボートから拳銃で撃ち落とすなんて、現実味があるとは思えません。
ロジャー・ムーア時代のお気楽娯楽路線なら気にならないのですが、ダニエル・クレイグのシリアス路線では、脚本のご都合主義は鼻につきます。
さて次回作はいかに?いろいろ不満があってもまた観てしまいそうです。
ちょっと消化不良気味の「007スペクター」を観て、次は「コードネームU.N.C.L.E.」です。
懐かしい...
ナポレオン・ソロ、イリヤ・クリアキン。子供の頃に背伸びして観ていた感じのテレビ番組が、映画になって帰ってきましたと言いたいところですが、かなり違う...
テレビではナポレオン・ソロ、イリヤ・クリアキン、二人のキャラクターの魅力が、「0011ナポレオン・ソロ(アンクルから来た男)」の最大の魅力だったのですが...
ナポレオン・ソロはかなりロバート・ヴォーン テイストがあって良かったのですが、このイリヤ・クリアキンはないだろう。
デヴィッド・マッカラムのクールに仕事をこなすけれど、女性にちょっと弱くて、とぼけたユーモアが全くない...
60年代を舞台にしたストーリーは懐かしさを感じさせ、コメディ風のシーンもあり、その当時のファッションも楽しめて、おしゃれ感もあるのですが、怒りっぽい単細胞的なイリヤには最後まで馴染めませんでした。出演者で最も魅力的だったのは、ギャビー役のアリシア・ヴィキャンデル。小悪魔的な可愛らしさはこの映画にピッタリでした。
どこかルパン三世の峰不二子を思い出させます。
次回作があるのかわかりませんが、イリヤにとぼけたユーモアが加わり、ギャビー役がレギュラーとして加われば、このシリーズ、とても魅力的なスパイ映画シリーズになります。
私的には「シリアス路線の007シリーズ」より好きです。
ザ・ペニンシュラ東京の「ピーター」でディナー ― 2015/12/15
今日はホテルのメインダイニングでゆったり食事でもと思い、ザ・ペニンシュラ東京の「ピーター」を予約しました。
ホテルのメインダイニングには珍しく、このレストランはステーキ&グリルのレストランです。レストラン専用エレベーターで24階へ。
入口から個性的なインテリアです。
ダイニングルームに入ると霞ヶ関、虎ノ門の夜景がよく見えます。レストランのインテリアも個性的で、窓と反対側の壁一面にはいろいろな東京のイラストが表示されます。レストランというよりは、ディスコのようなモダンなライティングとインテリアでびっくりしました。
さらにびっくりポンなのは、BGMでワムのラストクリスマスなどの曲が大きな音量で流れていたこと。ラグジュアリーホテルのメインダイニングとは思えないような雰囲気です。スタッフはカジュアルな応対で、ゲストの方はほとんど日本人で、忘年会で使っているグループもいました。
コース料理を注文しましたが、グリルレストランとしてはオーソドックスなメニューでしょう。
鰤のカルパッチョ かなりお刺身に近い仕上がりです。
本日の魚 真鯛のソテー お味は良いのですが、量が少ない。
US産 プライムグレインフェッド牛のグリル 穀物飼育なのでUS産ですが肉質は柔らかく、旨味もありました。
苺のムース 甘さ控えめで良いのですが、こちらも量が少ない。
落ち着いて食事を楽しむレストランというよりは、カジュアルに楽しく食事をしたいレストランでした。
六本木ヒルズのイルミネーションを見て、夕食はウエストウォーク5Fの「ヒルズ ダルマット」へ ― 2015/12/18
12月も既に18日となり、クリスマス気分を味わいに六本木ヒルズへ。イルミネーションは例年のものとさほど変わりませんが、やはりきれいです。
クリスマスマーケットも例年通り開設されていました。近頃は他の商業施設でもクリスマスマーケットを設ける所が多くなりました。
一通りイルミネーション、クリスマスマーケットを見てから夕食へ
イルミネーヨンの他の写真はインスタグラムにアップいます。
夕食は予約していなかったので、レストランが集まるウエストウォーク5階へ。
ピーターでステーキを食べたばかりですが、店頭の肉料理の案内に惹かれて、初めての「ヒルズ ダルマット」へ。18日金曜日なので予約がかなり入っていましたが、早めの時間だったので、すんなり入れました。
カジュアルなイタリアンですが、肉料理が充実していました。
自家製かもの燻製と季節のフルーツ、フォアグラのサラダ仕立て
フォアグラと鴨の燻製という言葉に惹かれてオーダーしたのですが、お味はいいのですが、フォアグラが薄くスライスしたものだったので、ちょっとがっかりでした。
牡蠣とマッシュルームのアヒージョ
近年のスペイン料理のバル人気でアヒージョは一般的になりました。このアヒージョはニンニクをたっぷり利かせたオーソドックスな味付けです。
ポルチーニのリゾット
秋の味覚ポルチーニのリゾットはオーソドックッスな味付けですが。もう少しチーズの風味が欲しくなります。
A5ランク 山形牛のビステッカ
さすがに和牛は肉質が柔らかくておいしいです。正直に言ってピーターのUS産 プライムグレインフェッド牛よりおいしいです。
アラカルトが充実していてリーズナブルなので、気軽に利用できるイタリアンでした。
陳麻婆豆腐はやっぱり辛かった ― 2015/12/20
アークヒルズに行った時にクリスマスディスプレイを撮影しましたが、日曜日なので閑散としていて、寂しくディスプレイが光り輝いていました。
ちょうど夕飯時なので、アークカラヤン広場に面した陳麻婆豆腐に初めて入ってみることに。
四川料理なので、辛そうだと思って入りましたが、あまり警戒しないで、メニューの写真と料理名で決めることにしました。お値段はリーズナブルです。
「郭夫妻の成都名小吃」
当然、このお店に来たので、「成都市本店の麻婆豆腐」を注文。
「牛肉の香り炒め」出されてびっくり。赤唐辛子がたくさん。
「蟹肉とレタスのチャーハン」
食事中にあらためてメニューを見てみると、料理の横に辛さの度合いを示すマークが。
気が付かなかった!!真冬ですが、口の中はそうとうポカポして、額に汗を浮かべて、お店を後にしました。
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