ジンバル Feiyu Tech WG2X の最大積載重量をオーバーしていた2019/08/29

アプリでジンバルのモーター強度をチルト軸、パン軸、ロール軸とも最大にしていますが、撮影結果を見るとに微妙な上下動発生することがあるので、念のためFeiyu Tech WG2X の最大積載重量を調べたところ、135g。結構軽いカメラしか載せられません。

そこでキッチンスケールで、SONY RX0M2とウィンドジャマー付きの外部マイク AT9911を載せてみると、何と145g。インシュロックタイで固定したマイクの接続コードを入れると150gくらいでしょう。
15gオーバーしていました。

YouTubeにアップしている、Feiyu Tech WG2X より最大積載重量がかなり大きいジンバル、因縁のメーカー Pilotofly Traveller に、RX0M2を載せた動画のコメント欄でも、カメラの手ブレ補正を入りにしていてもブレが発生しているとの記述があるので、Feiyu Tech WG2X の積載重量を15g越えたことだけが、微妙な上下動が発生する原因とは言えないかもしれません。もちろん軽い方が、余裕があって、良いことは確かですが。

ジンバル、電源入時の挙動も良く、アプリのジョイスティックで動かしても、非常にスムーズなので、もっと撮影テストして検証が必要です。

SONY RX0M2, Feiyu Tech WG2X で、夜の六本木ヒルズを4Kビデオ撮影2019/06/17

REMOVU K1 を売却して、カメラ+ジンバルの組合せでビデオ撮影することにしましたが、操作に慣れるために、勝手知った、六本木ヒルズでテスト撮影することにしました。

撮影するにあたって、外部ステレオマイクをどのようにジンバルにセッティングするか迷いました。結局のところ、写真のように、ジンバルのアームのところにインシュロックタイで接続コードを固定して、セッティングすることにしました。 接続コードはフレキシブルなものを選んで、ジンバルの動きに支障がないようにしましたが、外部マイクの重さがジンバルの動きに、どのように影響するかは、撮影してみないとわかりません。
SONY RX0M2, Feiyu Tech WG2X
SONY RX0M2, Feiyu Tech WG2X
SONY RX0M2, Feiyu Tech WG2X


動画のコメントにも書きましたが、チルト方向のモーター強度を、アプリで最大にしていなかったせいか、RX0M2 の電子式手ブレ補正をオンにしていても、微妙な上下動が発生してしまいました。またフォローモードでかなりカメラを動かすと、”カクッ”と向きが変わることがあり、使えないカットを量産してしまいました。
次回の撮影では、チルト方向のモーター強度を、アプリで最大にして撮影しようと思います。

REMOVU K1を売却し、カメラ SONY RX0M2,ジンバル Feiyu Tech WG2X に乗り換え2019/05/29

価格.com の SONY RX0M2 のレビューにも下記の乗り換えの経緯を書きました

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REMOVU K1は売却し、代わりのカメラを探していて、候補に挙がったのが、このRX0M2とOSMO Pocketです。OSMO Pocketは評判が良いようですが、あまりに小さくて安定して持ちにくく、液晶もかなり小さかったのと、スマホが必要な時もあるので、候補から除外しました。 

RX0M2は手ブレ補正が貧弱なのはわかっていたので、オプションでRX0取付用アダプターのある、小型ジンバル Feiyu Tech WG2X も一緒に購入しました。

また絞りがF4固定で、シャッタースピードを1/50,1/100秒に設定したいので、フィルターアダプターキットとNDフィルターも購入しています。 

内部マイクはウィンドジャマーを取付けるスペースがないので、ウィンドジャマーを取付けた、オーディオテクニカのステレオマイク AT9911をジンバルのアームに固定しています。

また Feiyu Tech WG2X はハンドグリップがないジンバルなので、手持ちのスリックのミニ三脚を流用しました。
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SONY RX0M2

Feiyu Tech WGX2

上記のように、REMOVU K1の代わりに、高価な1インチセンサーカメラ・フィルターアダプターキット・NDフィルター + 小型ジンバル + 外部マイク と購入したので、結構なお金がかかってしまいました。

REMOVU K1は中野ブロードウェイセンターのフジヤエービックで売却しましたが、メルカリで自分で売った方が1万円くらいは高く売れたのではないでしょうか?

Pilotfly C45を売却して、Feiyu Tech G6 Plus を購入2018/10/20

修理から戻って6カ月経ったPilotfly C45ですが、どうにも使う気になれず、ずっと放置していました。そんな時、YouTubeでFeiyu Techから800gまでのカメラに対応した新しいジンバルのレビュー動画を見ました。
多機能でなかなか良さそうなジンバルですが、どうもジンバルメーカー自体が、中国や台湾なので、レビューの評価が良くても、すんなり信用できません。

しかしジンバルがないとスムースな動きの動画が撮れないのも事実で、4万円程度なので購入することにしました。但し実物を確認して正規品を購入したかったので、中野の「フジヤ エービック」でPilotfly C45を売却してから、新宿の「ヨドバシカメラ」でFeiyu Tech G6 Plus を購入しました。

Feiyu Tech G6 Plus

アマゾンに下記のレビューを書きましたが、やはりジンバルは通販ではなく、売場で実物を確認して購入すべき製品です。

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Pilotfly C45を売却して、このジンバルを購入
2018年10月23日

今までPilotfly C45を使用していましたが、使い勝手に不満点が多々あり、故障した時も完全に直っていなくて、何度もサービスに出して、無駄な時間を費やしました。
これ以上使う気になれず、買取に出して、この機種に買い換えました。

Pilotfly C45の不満点は下記の通りです。
バランス調整用のネジ径が細くて、何度も調整していくと、強度的に弱くなってくる。最悪、空回りして、アームがバラバラになる恐れがあります。
シュープレートがなく、カメラを直接アームに取付けるので不便。
カメラ耐荷重が500gまでなので、保持力も大して強くない。
モード切換は小さい音のブザー音で判別するしかない。(SimpleBGCのソフトで多少は調整できますが)
バッテリーの交換ができなくて、電池残量表示もない。

これだけの不満点がありながら、価格はこの機種の約1.5倍です。昨年春の製品なので仕方がない面もありますが、現在では時代遅れで、メーカーサポートも?なジンバルだと思います。

上記の不満点はこの機種で全て解消しました。
バランス調整用ネジはそれほど使い勝手が良い訳ではないですが、アーム、シュープレートはストッパーがあり、電池交換ができて、ジンバルの各種モード、電池残量などがOLEDディスプレイで表示されます。
またトリガーボタンを押している間だけ、使用頻度の高いロックモードになったり、独自のマジックリングで微妙なパン、ティルト動作ができるのも便利です。
タイムラプス用にオートローテーションモードもあります。

ソニーのコンデジDSC-RX100M6と組合せて使用するために購入しましたが、Feiyu OnアプリでWi-Fi,Bluetooth接続すれば、カメラの一部の操作とファームウェアのアップデート、SimpleBGCのようなジンバルのパラメータ変更ができます。

但しDSC-RX100M6はバッテリー容量がそれほど大きくなく、4K動画の撮影で、Wi-Fi接続でジンバルからカメラをコントロールして録画するのは、消費電力が大きく、発熱も大きいため、厳しいものがありました。このためWi-Fi接続のカメラコントロールは諦めることにしました。。

またRX100シリーズの場合、シュープレートとコントロールリング、液晶モニターの間に余裕がなく、ネジを締めてカメラを取付ける、とコントロールリングが回らなくなり、液晶モニターもチルトしません。スペーサーを挟む必要があります。

なお購入したばかりで、耐久性に関してはまだ不明なので、星四つにしました。

【追記 ご注意】
 三箇所のバランス調整ネジと電池蓋のネジですが、工作精度がいまいちなので、ネジの硬さにかなり個体差があります。
ネジを軽く締めただけで、ネジが全く動かなくなりました。
正規代理店に連絡したところ、初期不良ということで、販売店で交換してもらうか、着払いで送って欲しいとのこと。(サービスの対応は良かったです。)
新宿の大手カメラ店で正規品を購入したので、交換してもらいました。
アマゾンのレビューにこういうことを書くのもなんですが、並行輸入品ではなく、正規販売店で実際に四箇所のネジの具合を確認してから購入することをお勧めします。

電源を入れる前のバランス調整ですが、日本語取扱説明書では、
パン軸→ロール軸→チルト軸
の順番になっています。
バランス調整を経験された人なら、この順番は難しいことがわかると思います。通常は軽くロール軸の調整をしてから、
チルト軸→ロール軸→パン軸
の順番で調整した方がバランスが取りやすいです。
なおチルト軸、ロール軸の調整をしただけで、バランスが取れていると勘違いしないように。
パン軸の調整が必ず必要です。

ソニー サイバーショット DSC-RX100M6を購入2018/07/07

2年弱使用してきたDSC-RX100M4ですが、70mmまでの望遠(超解像ズームは使いません。)、AFが時々迷ったり、微妙にピントがずれていたりと不満がありました。また液晶でタッチフォーカスできないのも不満でした。

今年発表されたRX100シリーズの新機種、DSC-RX100M6は何と24-200mmのズームレンズを搭載。
これに伴いレンズが暗くなりましたが、これは仕方がないでしょう。24mmの開放F値は2.8なので、それほど不満はありません。
AFは像面位相差AF+コントラストAF、タッチフォーカスも可能となって、不満点がなくなりそうです。
フィルム一眼レフ時代はニコンF3を使用していて、その時使っていた一番大きな望遠レンズは200mm F4でした。今でもカメラ、レンズとも書斎の片隅にあります。
DSC-RX100M4の場合は動画でもよく使用していたので、寄れない70mmが200mmになったので、今後はいろいろな焦点距離のカットが撮影できます。

ソニー サイバーショット DSC-RX100M6

ただ、コンデジにしてはあまりにも高価なので(APS-Cミラーレス一眼の高級機並みのお値段)、発表後、購入に少し迷いましたが、DSC-RX100M4を買取りに出すので、購入することにしました。
ソニーのネットショップで注文しましたが、初期ロットは避けたかったので、少し待ちましたが、本日届きました。
アタッチメントグリップ、液晶保護ガラスは入手済みで、ケース、ネックストラップ、バッテリー等はDSC-RX100M4を流用です。

後はカメラのキタムラでDSC-RX100M4を売却します。付属品は未使用で箱もきれいに保存してあり、カメラ本体もきれいなので、高値で買い取ってくれるでしょう。
(追記 その後、秋葉原のカメラのキタムラに持ち込みましたが、期待通り最高値で買い取ってもらいました。)

REMOVU K1 ジンバル一体型カメラを購入2018/04/10

Pilotfly C45 ジンバルが修理中の間、RX100M4 + Pilotfly C45 の組合せの撮影はセッティングに時間がかかり、RX100M4では長時間の4Kビデオが撮影できないなど、不満がありました。
夜間の撮影はともかく、もっと気軽にジンバルの安定した画面で日中の4Kビデオが撮影できたらと、いろいろインターネットで調べてみると、OSMOキラーとも呼ばれるジンバル一体型カメラ REMOVU K1という製品が今年春に発売されることを知りました。

YouTubeの幾つかの動画を見ると、OSMO+やGoPro Hero6と画質的には同等で、使い勝手も良さそうでした。
4月に日本でも発売になったので、Amazonで発売前にアクセサリーキット込みで予約購入(5000円の特典付き)しました。
ただ一抹の不安は韓国製であまり有名でないメーカーの製品ということです。

ジンバル一体型カメラ REMOVU K1

Amazonに詳しい評価レビューを書きましたので、それを転載します。
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電源を入れればすぐに撮影状態になる便利なジンバル一体型カメラ 但し不満なところも

普段はカメラ SONY RX100M4 + ジンバル Pilotfly C45の組合せで4Kビデオ撮影しているのですが、RX100M4は長回しの4Kビデオが撮影できない(5分まで)のと、気軽に街歩きなどの4Kビデオも撮ろうと思って、このカメラを購入しました。
アクションカメラ GoPro Hero6 + ジンバルの組合せも考えたのですが、アクションカメラは画角が広すぎて、樽型歪みが気になるのと、YouTubeの比較動画で、Gopro Hero6と4K画質は遜色ないようなので、こちらを選びました。使い勝手もジンバル一体型カメラの方が明らかに上です。

同じジンバル一体型カメラ DJI OSMO+ は撮影時のモニターにWi-Fi接続するスマホが必要で、セッティングに時間がかかり、三脚穴が横にあるなど、明らかに使い勝手が悪く、内部マイクの音も悪いという評判なので、初めから購入候補に入れていません。
また以前、DJI OSMO Mobile + iPhone7 Plusで4Kビデオ撮影したこともありますが、スマホをビデオカメラ代わりに使うのは、撮影アプリの細かい操作をタッチ操作で行うのは非常に面倒で、デジカメ用のジンバルほどではないですが、バランス調整も必要で、セッティングに時間がかかり、こちらも使い勝手が悪く、結局OSMO Mobileはすぐに売却しました。
またiPhone7 Plusで4Kビデオ撮影するとバッテリーが1時間も持ちませんでした。

このジンバル一体型カメラはカメラ+ジンバルで必要な事前のバランス調整が不要で、電源を入れればすぐに撮影状態になり、1.5インチと小型ですが、LCDで撮影画・再生画を確認できるので、スマホは不要(スマホ用アプリもあります)、このカメラ単体で録画、再生、設定ができるのは、非常に便利です。もっともビデオカメラとして、これは当然のことなのですが。
画質も日中の撮影では4Kビデオの精細感が充分出ています。
夜間の撮影は多少厳しいですが、都内の繁華街での撮影なら、まあまあ満足できる画質でした。ISO800まではノイズが目立たないですが、ISO1600になるとノイズが目立ってきます。
なおYouTubeを見た限りでは、OSMO+ と画質は同等でしょう。

ズームはデジタルズームで、4Kでも精細感は保っているようですが、画面全体にノイズが少しのって画質が劣化します。但し×3倍にしてパンやティルトなどカメラを動かすと、かなり画像が劣化するので、固定アングルで撮影した方が良いです。
ジンバルの安定度に関しては、本体が軽量ですがRX100M4 + Pilotfly C45の組合せと同程度で、歩き方で上下動が変化するのは同じです。
OSMO Z-Axis のような上下動を抑制するオプションはないので、小股、すり足で歩き、腕のクッションで歩行時の上下動を緩和させる必要があります。

アクセサリーキットも一緒に購入しましたが、充電端子のあるクレードル(しっかりした作りでした)、レンズ保護カバー、ウィンドジャマー付属の外部マイク、LCD保護シートなど必ず必要な物が入っているので、同時購入した方が良いでしょう。
なお基本的な使い方はYouTubeに日本語版のわかりやすいオフィシャル動画が三本アップされています。
これで購入前に使い勝手がわかります。

不満な点は下記の三つです。
一つ目は一般のジンバルにある左右上下の動きを固定するロックモードがないこと。三脚代わりに固定アングルで撮影したい時や、左右上下のブレなく真っ直ぐ対象物に向かって行くシーンなどを撮影する時に困ります。

二つ目は購入前から予想していたことですが、電源周波数50Hzの東日本では、4K/30pでは照明などでフリッカーが発生します。GoPro Hero6も同様にフリッカーが発生します。
シャッタースピードを1/50または1/100秒に設定すれば回避できますが、このカメラにはシャッタースピードの設定自体がありません。
解決策としてはGoPro Hero6も同様に、ビデオ形式を北米・日本のNTSC(60p)から欧州のPAL(50p)に変更すると、4K/25pになりますが、フリッカーが発生しません。街中で4K/30pで撮影したいのですが、現状はあきらめざるをえません。

どちらもファームウェアのバージョンアップで対応してもらいたいものです。

三つ目はマイクロHDMI端子がないこと。再生画の確認に大型テレビが使えません。これはかなり不便だと思います。

このカメラを使っていると、夜間撮影でも画質が良い1インチセンサーのジンバル一体型カメラ(LCDはティルト機能付きの2.5インチ以上、光学ズームレンズ、マイクロHDMI端子付き)が欲しくなります。

Pilotfly C45ジンバル 4か月半ぶりに修理から戻り2018/03/10

10月にバランス調整用のネジが空回り状態になって修理に出したジンバル Pilotfly C45。
何度も修理から戻ってきてカメラを載せて動かしてみると、ジンバルエラーのビープ音が鳴って再修理に出すこと3回。
最終的にヘッドをすべて交換して再調整したとのこと。
4か月半も修理期間がかかってしまいました。使用頻度の高い、バランス調整用ネジにきゃしな3mm径のネジを使用していては、いずれ壊れることは予想できます。
しかも一度で修理完了できないのでは、正直、もう二度とPilotflyのジンバルは購入したくないです。

これだけ空白期間があったので、ビデオ撮影する意欲もかなりなくなってしまいました。
購入時の状態にして、メーカーから直接、修理戻してくれと注文したので、またSimple BGCソフトのGUI設定でフォロースピード、ジョイスティックのスピードを変更したいのですが、その意欲もうせています。

Pilotfly C45 ジンバルが突然壊れる2017/10/22

フォロー、ジョイスティックのスピードを遅く調整したPilotfly C45 ジンバルですが、家でRX100M4を取付け中に、突然壊れてしまいました。

何と三か所ある調整ネジの一箇所が空回りしてネジを締めることができなくなったのです。
そのためジンバルのアームが固定できなくなり、バラバラな状態に。

ネジ径は3mm程度の小さいもので、頻繁にネジを回して調整したわけでもないのに、ネジが空回りして固定できなくなるとは...
Pilotflyの工作精度は???です。

せっかくフォロー、ジョイスティックのスピードを遅く調整して、これからビデオ撮影が楽になると思ったら、この事態。がっかりです。
修理に出しましたが、台湾に送るので、入手はいつになることやら。

Pilotfly C45は軽くて使いやすくはありますが、この程度の品質では先が思いやられます。

次に購入するとしたら、ソニーのカメラ操作がリモートコントロールできるZhiyun Crane-Mの方が良いのかもしれません。