Pilotfly C45を売却して、Feiyu Tech G6 Plus を購入2018/10/20

修理から戻って6カ月経ったPilotfly C45ですが、どうにも使う気になれず、ずっと放置していました。そんな時、YouTubeでFeiyu Techから800gまでのカメラに対応した新しいジンバルのレビュー動画を見ました。
多機能でなかなか良さそうなジンバルですが、どうもジンバルメーカー自体が、中国や台湾なので、レビューの評価が良くても、すんなり信用できません。

しかしジンバルがないとスムースな動きの動画が撮れないのも事実で、4万円程度なので購入することにしました。但し実物を確認して正規品を購入したかったので、中野の「フジヤ エービック」でPilotfly C45を売却してから、新宿の「ヨドバシカメラ」でFeiyu Tech G6 Plus を購入しました。

Feiyu Tech G6 Plus

アマゾンに下記のレビューを書きましたが、やはりジンバルは通販ではなく、売場で実物を確認して購入すべき製品です。

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Pilotfly C45を売却して、このジンバルを購入
2018年10月23日

今までPilotfly C45を使用していましたが、使い勝手に不満点が多々あり、故障した時も完全に直っていなくて、何度もサービスに出して、無駄な時間を費やしました。
これ以上使う気になれず、買取に出して、この機種に買い換えました。

Pilotfly C45の不満点は下記の通りです。
バランス調整用のネジ径が細くて、何度も調整していくと、強度的に弱くなってくる。最悪、空回りして、アームがバラバラになる恐れがあります。
シュープレートがなく、カメラを直接アームに取付けるので不便。
カメラ耐荷重が500gまでなので、保持力も大して強くない。
モード切換は小さい音のブザー音で判別するしかない。(SimpleBGCのソフトで多少は調整できますが)
バッテリーの交換ができなくて、電池残量表示もない。

これだけの不満点がありながら、価格はこの機種の約1.5倍です。昨年春の製品なので仕方がない面もありますが、現在では時代遅れで、メーカーサポートも?なジンバルだと思います。

上記の不満点はこの機種で全て解消しました。
バランス調整用ネジはそれほど使い勝手が良い訳ではないですが、アーム、シュープレートはストッパーがあり、電池交換ができて、ジンバルの各種モード、電池残量などがOLEDディスプレイで表示されます。
またトリガーボタンを押している間だけ、使用頻度の高いロックモードになったり、独自のマジックリングで微妙なパン、ティルト動作ができるのも便利です。
タイムラプス用にオートローテーションモードもあります。

ソニーのコンデジDSC-RX100M6と組合せて使用するために購入しましたが、Feiyu OnアプリでWi-Fi,Bluetooth接続すれば、カメラの一部の操作とファームウェアのアップデート、SimpleBGCのようなジンバルのパラメータ変更ができます。

但しDSC-RX100M6はバッテリー容量がそれほど大きくなく、4K動画の撮影で、Wi-Fi接続でジンバルからカメラをコントロールして録画するのは、消費電力が大きく、発熱も大きいため、厳しいものがありました。このためWi-Fi接続のカメラコントロールは諦めることにしました。。

またRX100シリーズの場合、シュープレートとコントロールリング、液晶モニターの間に余裕がなく、ネジを締めてカメラを取付ける、とコントロールリングが回らなくなり、液晶モニターもチルトしません。スペーサーを挟む必要があります。

なお購入したばかりで、耐久性に関してはまだ不明なので、星四つにしました。

【追記 ご注意】
 三箇所のバランス調整ネジと電池蓋のネジですが、工作精度がいまいちなので、ネジの硬さにかなり個体差があります。
ネジを軽く締めただけで、ネジが全く動かなくなりました。
正規代理店に連絡したところ、初期不良ということで、販売店で交換してもらうか、着払いで送って欲しいとのこと。(サービスの対応は良かったです。)
新宿の大手カメラ店で正規品を購入したので、交換してもらいました。
アマゾンのレビューにこういうことを書くのもなんですが、並行輸入品ではなく、正規販売店で実際に四箇所のネジの具合を確認してから購入することをお勧めします。

電源を入れる前のバランス調整ですが、日本語取扱説明書では、
パン軸→ロール軸→チルト軸
の順番になっています。
バランス調整を経験された人なら、この順番は難しいことがわかると思います。通常は軽くロール軸の調整をしてから、
チルト軸→ロール軸→パン軸
の順番で調整した方がバランスが取りやすいです。
なおチルト軸、ロール軸の調整をしただけで、バランスが取れていると勘違いしないように。
パン軸の調整が必ず必要です。