六本木から根津美術館へ 夕食は老舗フレンチ「フィガロ」で2012/06/08

今日は六本木から南青山 根津美術館まで歩き、表参道周辺を散策しました。
六本木ピラミデビルに行くと、いつもはそれほど人がいないのですが、ランチタイムのせいか、テラス席は人でいっぱいです。
六本木ピラミデビル

せっかく南青山まで歩くなら、有名なレストランを経由して歩くことに。
六本木通りの横断歩道を渡り、裏通りに入ると、旧ジョージアンクラブ(オーベルジュ・ド・リル・トーキョー)があります。建物の美しさは変わらずです。
旧ジョージアンクラブ(オーベルジュ・ド・リル・トーキョー)

西麻布交差点方向に下って右に曲がると、1900年(明治33年)開業の歴史のある仏蘭西料理屋(この言葉を使いたくなります。)、龍土軒がマンションに建替えられた1階入っていました。
龍土軒

西麻布2丁目の裏通りに入って、根津美術館方向に進むと、小さなレストランや個性的なお店が点在しています。写真はアンティークショップ。
西麻布アンティークショップ

坂を上って表参道方向に進むと、隅研吾設計の和モダンの建物、根津美術館に到着です。
根津美術館

現在の主展示は、中世人の花会と茶会。
根津美術館

プライベート美術館の最高峰と謳われるだけあって、名品の数々は素晴らしいの一言。美術館の内装も洗練されています。
http://www.nezu-muse.or.jp/
根津美術館

それにしても、初代根津嘉一郎はこれだけの名品をどうやって収集したのでしょうか?
目の保養の後は、緑豊かな庭園内にあるカフェ NEZU CAFEへ。
根津美術館

根津美術館

ケーキセットを頂きましたが、モンブラン、カプチーノは美味でした。
根津美術館

最後に庭園内を散策。都心とは思えない、緑が鬱蒼とした庭園は茶室、石像が点在しています。
根津美術館

根津美術館

壁面に竹を並べた印象的なエントランスを通って館外へ。
根津美術館

まだ夕食まで時間があるので、表参道をしばし散策。
表参道ヒルズの館内はあまり人がいませんでしたが、通り沿いのアイスクリームショップ「ベン&ジェリーズ」には長い列。
表参道ヒルズ

ギャラリー・エイティでは「Keiko Dolls」という個性的なお人形が展示されていました。
Keiko Dolls


表参道を下って、最近できた「東急プラザ 表参道原宿」に入ってみることに。
原宿に近くなるにつれて、大人の街から若者の街になるであろうことは予想していましたが、こちらの商業施設も若者がターゲットでした。
東急プラザ 表参道原宿

通りを渡って反対側の歩道を表参道交差点方面に引き返します。
ハナエモリビルは取り壊されて新しいビルが建築中です。
今日の夕食は根津美術館近くの、フロム・ファーストビルにある老舗フレンチ、「フィガロ」で。二十数年以上前から利用しているレストランです。
店内は1階のカフェと中2階のレストランに分かれます。
3,900円(一部の料理はプラス料金あり)のプリフィクスのコースメニューを注文しました。前菜、スープ、メイン、ドルチェを選べます。スープ、ドルチェは2、3種類ですが、前菜、メインは8~14種類あります。メニューを見ると、伝統的な料理が並んでいます。
老舗フレンチ「フィガロ」

老舗フレンチ「フィガロ」

アミューズのカナッペの後は、前菜に「自家製テリーヌ」を注文。
フレンチ「カフェ・フィガロ」南青山

フレンチ「カフェ・フィガロ」南青山

オーソドックスなパテ・ド・カンパーニュです。赤ワインとの相性は抜群です。
スープは「マルセイユ風魚のスープ(+¥210)」。これまたオーソドックスなスープ・ド・ポワソンです。久しぶりでとても美味しいです。
フレンチ「カフェ・フィガロ」南青山

メインは鴨の胸肉ポワレ オレンジソース。ちょっと胸肉が固いですが、ソースは相性のいい赤ワインベースのオレンジソースです。
フレンチ「カフェ・フィガロ」南青山

ドルチェは「日替わりのケーキ・タルト」を選び、今日はレモンタルトでした。レモンのシャーベットが添えられています。甘さは適度でタルト生地がパリパリしています。
フレンチ「カフェ・フィガロ」南青山

パンは一般的なバゲットです。
フレンチ「カフェ・フィガロ」南青山

「フィガロ」はカフェの利用が多く、夜、レストランコーナーで食事する人は少ないですが、リーズナブルで伝統的なフランス料理が楽しめます。