出光美術館 琳派のやきもの展2023/06/28

久しぶりに丸の内の出光美術館に行ってきました。今まで気がつかなかったのですが、出光美術館1階のエレベーターの扉は白蝶貝が全面に埋め込まれているんですね。帝国劇場と同居した、谷口吉郎意匠設計の国際ビルヂングの建物だけあって、昭和の時代の豪華な意匠が至る所に見られます。ただこの建物も残念ながら、2025年には休館して建て替えられるようです。
帝国劇場は三代目に変わるのでしょうが、村野藤吾設計の日生劇場はいつまでも、帝国ホテルのお隣で輝いていてもらいたいですね。

出光美術館 琳派のやきもの展

さて琳派のやきもの展となれば、当然の事ながら、尾形乾山のやきものが展示の大部分を占める事になります。当時としては、その独創的な形状、絵画的、文学的な意匠は革命的なインパクトを与えた事でしょう。この展覧会では同時代の野々村仁清の京焼、琳派の絵画や蒔絵の展示もあり、楽しめました。

目の保養の後は、丸の内仲通りの一保堂茶舗でティータイムです。
丸の内仲通りの一保堂茶舗

丸の内仲通りの一保堂茶舗

せっかく優雅なティータイムを過ごそうと思って入店したのに、隣のテーブルの男性の甲高い大声の会話が延々と続いて辟易しました。また奥の女性客の会話もうるさくて、店のスタッフは注意してもらいたいものです。
次回は入店して、お客さんの様子を見て、利用するかどうか判断したいと思います。

一保堂はほうじ茶は美味しくて、家でも愛飲していますが、緑茶はちょっと苦くて、苦さよりも、まろやかな味の「うおがし銘茶」の方が好きで、家ではこちらを愛飲しています。