仕方なく日本橋高島屋で夕食 ― 2013/02/02
ホテルオークラ音楽賞授賞式・記念演奏会 ― 2013/02/05
ネットで応募したところ、運よく当選したので、今日はホテルオークラ音楽賞授賞式・記念演奏会へ初めて行ってきました。
ホテルオークラは毎月ロビーコンサートを開催したりと、クラシック音楽に関するメセナ活動に熱心です。
http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/company/mecenat/music/
ホテルオークラは毎月ロビーコンサートを開催したりと、クラシック音楽に関するメセナ活動に熱心です。
http://www.hotelokura.co.jp/tokyo/company/mecenat/music/
第14回の今年の受賞者はピアノの河村尚子さんとチェロの横坂源でした。
河村尚子さんと言えば、昨年行ったロシア・ナショナル管弦楽団のコンサートでグリーグのピアノ協奏曲を力強く、また繊細に演奏して好印象のピアニストでした。
http://tokyo-oasis.asablo.jp/blog/2012/06/27/6497553
河村さんと横坂さんの独奏の後は二重奏で締めくくりました。
「演奏会の後はホテルのレストランでゆっくり夕食を。」とも思っていましたが、夜から雪、明日は大雪との気象庁の天気予報が気になり、テラスレストランのテイクアウトコーナー“シェフズガーデン”でお惣菜を購入して、そそくさと帰宅しました。
結局、天気予報は、1月の大雪と同様に、今回も大外れ。
天気予報の確率は70%程度ということを昔聞いたことがありましたが、快晴が続く夏や冬の天気(素人が予測しても必ず当たります)を入れてこの確率だとすると、微妙な時期の天気予報はかなり外れるということでしょうか?
天気予報の確率は70%程度ということを昔聞いたことがありましたが、快晴が続く夏や冬の天気(素人が予測しても必ず当たります)を入れてこの確率だとすると、微妙な時期の天気予報はかなり外れるということでしょうか?
今年もテーブルウェア・フェスティバルへ ― 2013/02/07
毎年、東京ドームで開催されるテーブルウェア・フェスティバルに今年も行ってきました。
この催し、1993年からですから、今年で20年になります。
海外メーカーのテーブルウェア展示は、リチャード・ジノリ、ロイヤル・コペンハーゲンなどの有名ブランドの展示の他に、USA、イタリア、スウェーデンの馴染みのない、個性的なブランドも展示されていました。
この催し、1993年からですから、今年で20年になります。
海外メーカーのテーブルウェア展示は、リチャード・ジノリ、ロイヤル・コペンハーゲンなどの有名ブランドの展示の他に、USA、イタリア、スウェーデンの馴染みのない、個性的なブランドも展示されていました。
USA ロザンナ
イタリア セレッティ
スウェーデン マチュース
著名人の食空間展示では、森英恵、松尾貴史氏の展示も。お二人とも初出展だと思います。
恒例のハリオのガラスの楽器演奏は終了していました。
一通り観て回って、幾つかテーブルウェアを購入して、東京ドームを出ると夕闇が迫っていました。
「ほうじ茶ポークのスパイシーカレー」と「saryo風和パフェ」を注文。
カレーはスパイシーとは謳いながらも、程よい辛さと焼き豚のような味の柔らかいポークがとてもおいしいカレーでした。
和パフェは写真のようにボリュームたっぷりです。
Kimono Beautyを観に千葉市へ ― 2013/02/08
ボストン美術館の着物コレクションが里帰りして展示されるということで、「Kimono Beauty」の展覧会へ。開催場所は初めて訪れる千葉市美術館です。
千葉市へ行くのは何年ぶりでしょう。幕張新都心は何度も行ってますが、千葉市内はほとんど行ったことがありません。
パンフレットの地図を頼りに、京成電鉄の千葉中央駅を降りて徒歩10分ほど歩くと、二階建ての古典様式の建物が現れてきました。
千葉市へ行くのは何年ぶりでしょう。幕張新都心は何度も行ってますが、千葉市内はほとんど行ったことがありません。
パンフレットの地図を頼りに、京成電鉄の千葉中央駅を降りて徒歩10分ほど歩くと、二階建ての古典様式の建物が現れてきました。
千葉市美術館は、旧川崎銀行千葉支店(千葉市指定有形文化財)の建物を包み込むように建てられたビル(中央区役所も同居しています)の7階と8階にあるのです。
ボストン美術館のピゲロー・コレクションは見事の一言。繊細な刺繍が施された着物は江戸時代の工芸技術の高さが伺い知れます。また展示は江戸、明治、大正、昭和と、時代を追って展示されていて、着物に対する美意識の変遷が読み取れるようになっています。昭和初期にはヨットやアルプスの風景の柄の着物があるなど、興味深い展示が幾つもありました。
目の保養の後は、遅めのティータイムをしようと、千葉中央駅に隣接した「京成ホテル ミラマーレ」に向かうと、何やら巨大な球体が吹き抜けにあるビルが目に入りました。
京成ホテル ミラマーレ1階のカフェレストラン「ミレフォリア」に入ると、ジャズの演奏が。金曜日の夕方はトワイライトコンサートが開かれているようです。
おまけにトワイライトコンサートを発案した前支配人の誕生日ということで、モエ・エ・シャンドンのシャンパンサービとハンカチのおみやげまでありました。
アフタヌーンティーセットを注文しましたが、なかなかパティスリーがおいしかったです。
ブッシュローズ、シュラブローズを剪定 ― 2013/02/10
例年通り、2月にブッシュローズ、シュラブローズを剪定しました。今年はアンブリッジ・ローズ、ナエマがお仲間に加わりました。デルバール社はナエマをクライミングローズに分類していますが、我が家ではクレア・オースチンのようにシュラブローズとして剪定してみました。
12月に剪定したクライミングローズも含めて、寒肥(牛ふん、骨粉入り固型油粕)、殺虫剤(オルトラン粒剤)も施しています。
12月に剪定したクライミングローズも含めて、寒肥(牛ふん、骨粉入り固型油粕)、殺虫剤(オルトラン粒剤)も施しています。
シルバースター
プランターの横が通路なので、あまり形が良く剪定できません。
バレンシア
昨年の写真と比べると、長めに剪定してしまった?
ボレロ
こちらも昨年より長めです。
伊豆の踊子(カルトドール)
株が充実してきたようなので、ロゼット咲きに変わることを期待。
クレア・オースチン
枝がずいぶん増えてきました。
クイーン・オブ・スウェーデン
昨年はべと病に罹るし、さんざんなバラでしたが、プランターに移動して心機一転です。
ナエマ
意外と形よく剪定できた気がするのですが...うまく咲いてくれるでしょうか?
アンブリッジローズ(右)
苗を購入した時は、形が良かったのですが...一つの枝だけが太く伸びてしまって...芽の位置もはっきりしません...
レモン&ジンジャー(左)
やたらと枝が伸びて、繰り返し咲いてくれるレモン&ジンジャーですが。肥満体で足腰が弱くて、お隣のオベリスクから麻紐で支えないといけないのがどうもねえ。
やたらと枝が伸びて、繰り返し咲いてくれるレモン&ジンジャーですが。肥満体で足腰が弱くて、お隣のオベリスクから麻紐で支えないといけないのがどうもねえ。
さて今年はどのように咲いてくれるのでしょうか?期待半分、不安半分です。
今年も「京あるき」 ― 2013/02/14
それならということで、今年も「京あるき」のイベントに参加することにしました。昨年と同様に、スタンプラリーに参加すれば、八重洲にある「京都館」で記念品がもらえます。
出発は日本橋から。
日本橋三越4階の「京友禅フェアin東京」では友禅染めの実演、展示がありました。また希望すれば、ハンカチなどに友禅染めの実習も無料でできます。今日は先があるので実習はしませんでしたが、後日妻が実習に伺いました。
日本橋三越4階の「京友禅フェアin東京」では友禅染めの実演、展示がありました。また希望すれば、ハンカチなどに友禅染めの実習も無料でできます。今日は先があるので実習はしませんでしたが、後日妻が実習に伺いました。
三越を後にして京橋方向に進むと、外壁補修して、すっかりきれいになった日本橋高島屋が。
今年は「京都・妙心寺退蔵院」の襖絵展です。
若手芸術家に新しい襖絵の制作を依頼するというプロジェクトを発足させ、公募で選ばれた村林由貴さんが妙心寺退蔵院に寝泊まりして制作している襖絵の展示会です。
プロジェクトの詳細は下記でご覧になれます。
http://painting.taizoin.com
まだ習作ということですが、迫力のある襖絵で、職人が使う道具類も展示されていました。
この後は東京駅八重洲口前にある京都館で最後のスタンプを押してもらい、「たち吉」の小皿を頂きました。
東京駅八重洲口はグランルーフの工事の真っ最中です。
次に丸の内側に移動して、京あるきのガイドブックにもある「一保堂ティールーム」でティータイムとしました。
一保堂といえば、ほうじ茶が有名なので、こちらのティーセットを注文。おいしいほうじ茶の頂き方を教えてくれます。
ガイドブックを見ると、お隣の新東京ビルで「京の舞妓の写真展」を開催しているということなので、そちらへ移動。1階に京都の老舗料亭「和久傳」のお店があったので、ちょっと入ってみました。こちらでは「柚香」という柚子をチョコレートでコーティングしたお菓子を購入しました。
まだ丸の内仲通りはイルミネーションを実施しています。
さて新東京ビルに入って、「京の舞妓の写真展」を開催しているという「marunouchi cafe SEEK」を探したのですが、ビルの中をぐるぐる周っても見つかりません。やっと探し当てた先は、1階にある外人向け観光案内所、TIC、JNTOの2階でした。
行ってみると、舞妓さんの写真は7,8枚だけ。しかも昨年の写真展で見たものばかり。
早々に「marunouchi cafe SEEK」を後にして、ビックカメラ(こちらの建物も村野藤吾設計ですが、外壁はかなり改修されています。)でちょっと買物して夕食としました。
夕食は銀座交差点そばの「竹葉亭」です。銀座の喧騒から逃れて落ち着きます。
「子持ちわかめ」と「いかのうに和え」は酒の肴にぴったり。
こちらは鰻丼でも漆器で出してくれます。
今年の「京あるき」はこちらで終了です。
ミュージカルの映画化は難しい? レ・ミゼラブル ― 2013/02/15
今日は六本木ヒルズのTOHOシネマズで、大ヒット中の映画、「レ・ミゼラブル」を観てきました。
天気はあいにく小雨まじりでしたが、六本木ヒルズのローズガーデンは庭師さんがお手入れの真っ最中。バラも剪定していました。
天気はあいにく小雨まじりでしたが、六本木ヒルズのローズガーデンは庭師さんがお手入れの真っ最中。バラも剪定していました。
さて「レ・ミゼラブル」。世界各国でロングラン上演されてきたミュージカルの映画化で、帝国劇場でも長年上演されてきたミュージカルですが、私は舞台を観たことはありません。
ヴィクトル・ユーゴーの原作は有名で、ストーリーはよく知っていますが、「オペラ座の怪人」に比べると、私には馴染みのない曲が多いミュージカルです。
映画はラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ自身が歌うというちょっと驚きのキャスティングです。「ウェストサイド・ストーリー」のナタリー・ウッド、「マイ・フェア・レディ」のオードリー・ヘップバーンは吹き替えですから。実際アン・ハサウェイの歌がうまいのには驚きました。ラッセル・クロウも情感たっぷりに歌い上げています。
セリフのほとんどを歌で、という試みもミュージカルとしては珍しいと思いました。「ちょっとしたセリフまで歌うのは変な感じがする」という映画レビューが多かったのですが、オペラではレチタティーヴォは当たり前なので、私としては全く違和感がありません。モーツァルトの「魔笛」のようなジングシュピールの方が少数派ですから。
私がこのミュージカル映画で最も違和感を感じたのは、単純ながら、「政府軍と銃を交えて対峙する、死を覚悟する緊迫したシーンで、悠長に歌ってられるなあ。」ということです。「そんなことをする前に相手に銃の照準を定めろよ。」と思ってしまいました。
ミュージカルやオペラに慣れ親しんでいる私でも、こう思ってしまうのは、この映画の時代背景の描き方がリアルすぎ、スケールも大きいからでしょう。(セットの背景はマットペイントを多用していますね。)
多分「レ・ミゼラブル」の舞台を単に撮影して映画にしたならば、こうは思わなかったはずです。狭い舞台の中では、戦いのシーンも象徴的に表現され、リアルすぎないと思います。この題材をミュージカルにするには、映画よりも舞台の方が適しているように思いました。
またこのミュージカルではテナルディエ夫妻の描き方がどうもコミカルすぎて、緊迫感が削がれて、興ざめです。
馴染みのない曲が多いミュージカルと書きましたが、「夢やぶれて」、「民衆の歌」、「ワン・デイ・モア」、「オン・マイ・オウン」、「彼を帰して」は強く印象に残る名曲でした。特に「オン・マイ・オウン」を歌ったエポニーヌ役のサマンサ・バークスの素晴らしい歌声には引き付けられました。
感動はしたけれど、どうもひっかかる。そんな印象を持ったミュージカル映画でした。
多分「レ・ミゼラブル」の舞台を単に撮影して映画にしたならば、こうは思わなかったはずです。狭い舞台の中では、戦いのシーンも象徴的に表現され、リアルすぎないと思います。この題材をミュージカルにするには、映画よりも舞台の方が適しているように思いました。
またこのミュージカルではテナルディエ夫妻の描き方がどうもコミカルすぎて、緊迫感が削がれて、興ざめです。
馴染みのない曲が多いミュージカルと書きましたが、「夢やぶれて」、「民衆の歌」、「ワン・デイ・モア」、「オン・マイ・オウン」、「彼を帰して」は強く印象に残る名曲でした。特に「オン・マイ・オウン」を歌ったエポニーヌ役のサマンサ・バークスの素晴らしい歌声には引き付けられました。
感動はしたけれど、どうもひっかかる。そんな印象を持ったミュージカル映画でした。
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