多分二度と行かないであろう「カフェ ディオール バイ ピエール エルメ」へ2017/08/06

4月の開店以来、話題のカフェ ディオールへ行ってきました。正直なところ私は全く行きたくなかったのですが、妻の要望で仕方なく行くことにしました。
インスタ女子ご用達のカフェのようですが、写真で見る限り、この雰囲気でこの値段?と思っていました。その思いは変わるでしょうか?

GINZA SIXのディオールのブティックに入ると、右手にカフェ直通のエレベーターがあります。ブティックの商品をぶらぶら眺めながらカフェに行こうと思ったので階段で行くことに。4階のテーブルウェアのコーナーにカフェが併設されています。
行って見ると日曜日のため、十人程度の行列が。椅子は用意されていないので、立って待つ必要があります。

ディオール・カフェ

インテリアは写真のようなパステル調の椅子が並んだモダンで可愛い雰囲気でまとめられていて、値段に見合ったラグジュアリー感はありません。この値段なら当然用意されるであろうテーブルクロス、布ナプキンもなしです。
メニューはタブレットを使用するのですが、これも何かチェーンレストランみたいでダサいです。豪華な二つ折りのメニューをゆったり見ながら注文する喜びにはほど遠い。スタッフの服装もカジュアルでした。

ディオール・カフェ

注文したデザートですが、ピエール エルメ監修という割にはフルーツ、ソルベ、アイスクリームの上に生クリームをトッピングしただけのもので、素材の良さは認めるものの、独創的なものと言い難いデザートでした。

サービス料を13%も取るので、ちょっと意地悪して、デザートを少しだけ残してスタッフの反応を見ることに。思った通り、私に確認もしないで、すぐに片づけようとするので、まだ頂いていますと注意しました。高級店なら確認もしないで、すぐに片付けるようなことはしないで、お客様にゆっくりさせますけど。
老舗の資生堂パーラーのサロン・ド・カフェの落ち着いた雰囲気と優雅なサービスとは相当差があります。