DJI OSMO Mobileを売却2017/03/22

昨年12月に購入したOSMO Mobileですが、iPhone7 Plusとの組合せで試し撮りをいろいろな所で行った結果、思ったような画が撮れなくて、使う気がだんだんなくなってきました。

OSMO Mobileはスマホ専用ジンバルのため、アプリを利用しないと撮影できません。DJI Goの専用アプリを利用して撮影してみましたが、下記の幾つもの不満点がありました。


撮影前の準備に時間がかかる。
スマホをセットし、機内モードにして、バランス調整、キャリブレーションが必要です。
保持力が弱いせいか、iPhone7 Plusのような大型のスマホに薄いバンパーケースを取付けてセッティングすると、バランス調整をしっかりやらないと、安定性に欠け、突然横を向いてしまうこともありました。
また三脚穴が横にあるので、撮影前の準備には別売りのベースは絶対に必要です。

ISO、シャッタースピード設定がしにくい。
アプリはタッチ操作なので、撮影中のISO、シャッタスピードの切換えが使いにくくていやになります。

露出自動で撮影すると、信号機や電飾看板でフリッカーが発生する。
シャッタースピードを1/50、1/100秒に固定すればフリッカーは発生しませんが、これがDJI GOのマニュアルシャッタースピード設定ではスライダーの微妙なタッチ操作が必要でいやになります。

iPhone7 Plusのバッテリーの持ちが悪い。
4K 30pビデオ撮影で十数秒のカットを二、三十カット撮影し、時々再生チェックすると、バッテリー切れになりました。バッテリー交換は当然できないので、モバイルバッテリーで充電待ちしなければなりません。

iPhone7 Plusの夜間撮影のノイズ感、精細感に不満。
RX100M4の画と比較してしまうと、どうにも満足できません。

iPhone7 PlusのアプリではPCにたくさんの画像ファイルを送るのに手間がかかり、整理しにくい。movファイルというのも、Windows PCでは扱いにくいです。


わざわざ2年縛りがとけるまえにiPhone7 Plusを購入しましたが、一般ビデオ撮影では使わず、ドライブの4Kビデオ撮影で使おうと思います。これなら撮影しっぱなしなので、幾つものmovファイルを細かく編集することもなく、利用しやすいと思います。

これらの理由から、当初はスマホを利用できるので便利かなと思って購入したOSMO Mobilですが、どうにも満足な画が撮れなくて売却しました。
幸いお蔵入りで全く使っていなかったパナソニックHX-WA30も一緒に売却したら、OSMO Mobileの購入価格とほとんど同じ金額で売却できました。

ジンバルに関しては、スマホ専用では発展性がまるでないので、RX100M4がセットできる機種を検討していきたいと思います。

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