Bunkamura ル・シネマで映画「ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿」を鑑賞2017/01/16

既に昨年12月23日から公開されている映画「ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿」を鑑賞してきました。もう空いていると思って行ったのですが、シニア世代のお客さんでほぼ満員でした。

映画「ミラノ・スカラ座 魅惑の神殿」

予告編を観て、歴代のオペラ歌手や指揮者の貴重な映像がたくさん見れると楽しみにしていたのですが、ちょっと微妙です。
ドキュメンタリーですが、スカラ座創設時からの歴史を現代の俳優が再現したシーンがかなりあり、貴重な映像は思っていたほど少なかったのが残念です。

カラヤンが指揮するシーンはなく、私がDVDで持っているオペラ映画「ラ・ボエーム」の映像がそのまま使われていたり、マリア・カラスの場面も少ない。
一番残念だったのは、黄金のトランペットと謳われた名テナー、マリオ・デル・モナコのシーンがほとんどなく、イタリア・オペラの代表的な歌手、レナータ・テバルディのシーンも少ないことでした。
お二人とも50年代から60年代にかけてスカラ座で活躍した名歌手なので、映像はあるはずですし、YouTubeにも幾つかアップされています。
ちょっとがっかりのドキュメンタリー映画でした。