渋谷・文化村ル・シネマで「グランドフィナーレ」を鑑賞2016/04/18

先日ドゥ マゴ パリに行った時に、文化村のデジタル・サイネージで何度も流れていた映画「グランドフィナーレ」の予告編が気になっていました。
マイケル・ケインとジェーン・フォンダが出演するのです。どちらも相当なお年です。
今日はこの気になっていた映画を見ることに。

グランドフィナーレ

監督はパオロ・ソレンティーノ。
フェデリコ・フェリーニを継ぐ21世紀の映像の魔術師とパンフレットに書いてありました。この人の映画を見るのは初めてです。
マイケル・ケイン、ジェーン・フォンダ、ハーヴェイ・カイテルらの老優とグランドフィナーレというタイトルから、この映画が人生の終末期を描いていることがわかります。

ジェーン・フォンダは最後の方で、年老いた女優の役として出てくるだけで、主人公はマイケル・ケイン演ずる隠居を決め込んだ作曲家・指揮者とハーヴェイ・カイテル演ずる現役にこだわる映画監督の二人です。
その対照的な二人がスイスの高級リゾートホテルで過ごす日々が美しい映像で描かれます。
現実のシーンから突然、夢想のシーンに切り替わったりと、確かにフェデリコ・フェリーニ的な映像ではありましたが、もう少しテンポ良くストーリーを展開してもよかったようにも思いました。

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