小曽根真とゲイリー・バートン2013/06/04

今日は小曽根真とゲイリー・バートンのジャズコンサートへ。
ゲイリー・バートンは70年代のチック・コリアとのコラボレーションが非常に有名で、何枚かCDを持っています。また二人の演奏を録画したレーザーディスク「CRYSTAL BREAK」(1981年2月の来日時に収録)も持っています。
ただ近年の小曽根真とのコラボレーションはほとんど聴いていませんでした。
チック・コリアとゲイリー・バートンの演奏を聴いていると、ピアノとヴィブラフォンの音が混然一体となって流れていき、とても繊細で洗練されたインタープレイでした。
さて小曽根真とのコンビはいかに?
小曽根真とゲイリー・バートンのジャズコンサート

コンサートの印象としては、これは小曽根真のコンサートだなというものでした。
小曽根真作曲の曲が大半という理由だけでなく、テクニシャンの小曽根真のピアノの音の印象が強すぎて、70才になった(!)ゲイリー・バートンのテクニックは昔と変わらず素晴らしいのに、繊細な4本マレットの音が控えめに聞こえてしまい、どうも違和感がぬぐえませんでした。
やはりゲイリー・バートンには、チック・コリアの繊細なリリシズムの方が相性がいいように思います。
コンサートの後、もう一度チック・コリアとゲイリー・バートンの演奏を視聴したいと思い、Amazonを検索。
下記の1997年のモントルーのDVDを注文してしまいました。
チック・コリアとゲイリー・バートン